地域生活を考えよーかい

尼かん・いたみんネット

尼かんネット拡大事務局会議への提案

尼かんネット拡大事務局会議への提案です。

掲載日:2002年9月4日
文責:尼崎の生活支援を考えるネットワーク事務局
李 国本 修慈


 前略です。先週は「ケアマネジメント」の事業化をしようということで、考えてみたのですが、とりあえず、目的をはじめ、以下のような感じでしょうか?

事業目的
これからの障害者福祉における「利用契約」「地域福祉」に向けて基本である「本人主体」の援助・支援という観点から、「セルフケアマネジメント」を推し進めるための本人周辺の協力体制の確立を目指します。
実施案
事業を年度単位で立案、当初は平成14年度と15年度案を作成してみる。

課題点

  1. 「障害者ケアマネジメント」の必要性の理解の伝達。「なぜ、本人プランが必要なのか?」の認識普及活動
  2. 「障害者ケアマネジメント」の理念及び手法の学習
  3. 「ケアプラン」作成援助者の育成及び協力要請
  4. 実施・協力者への報酬システムの確立。
具対策

1.及び2.については、公演会・学習会などの開催を行う。
2.については、現状の勉強会の継続。
3.については各施設・学校などへの協力要請(訪問・書面などにより)を行う。
4.については、要検討。基金の設立?と同時に助成金への応募?

 といった具合かと思うのですが、私案なんですが、今後、この事業にしてもゆくゆくは制度化していくと考えられます。言うなれば、そこへ繋ぐための(までの)事業かと思います。それであれば、もう少し広い意味合いの「権利擁護」事業体(そんなに本格的なものはできないと思いますが、これもいずれにはれっきとした事業となっていく?と思いますし・・・、ならんかな?、でも、現状では市民レベルでもいいと思う)というカタチで設立して、その中の一事業として「セルフケアマネジメント推進事業」としてみてはいかがでしょうか?

 イメージとしては、各地で行われているP&A活動、本来(という言い方でもいいと思う)形成されているべきであろう権利擁護事業の一部(相談・利用援助)などを行うといったところでしょうか?。

 そんなんで、またご意見などお寄せください。

早々。 


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