地域生活を考えよーかい

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しぇあめーる 第1号

作成者:地域生活を考えよーかい(NPO設立準備中)
有限会社しぇあーど
李 国本 修慈


 しぇあーど及び考えよーかい関係者みなさまいかがお過ごしでしょうか?
厳しい残暑が過ぎるとあっという間に冷え冷えとする朝晩で、体調を崩される方も少なくありませんが、いろんな環境を整えて快適な秋の季節を楽しめればと思っています。

 さて、4月から伊丹の地にて、さまざまな人が暮らしやすいまちづくりをという思いから、まずは障害児・者といわれる方々とその家族の支援として、今年度から施行開始となりました『利用契約制度』=『支援費制度』を活用していただくために、身体・知的障害者福祉法・児童福祉法に基づくサービス提供指定事業所となりみなさんの暮らしをサポート、と言うか、共に暮らせる(は大袈裟ですね、過ごせるとしておきます)体制創りを進めてきました。
この間、制度移行期における混乱等で慌ただしい日々が続きましたが、どうにかこうにか半年が過ぎ、10月からの2003年下半期に向けての取り組みを開始しようとしているところです。

 そこでみなさんへのお願いです。
 大急ぎで過ぎ去った2003年度上半期にできなかったことなどを整理しまして、いろんなカタチをきっちりとつくっていきたいと考えています。
 ひとつは、NPO(特定非営利活動)としての活動に対するみなさんからの支援のお願いです。

 具体的には現在提供させていただいている、例えば「移送サービス」、「制度(支援費制度、訪問看護など)を利用しないホームヘルプ、ガイドヘルプ、預かり、宿泊」などをご利用になる方に登録料として初回登録料1000円、年間登録料1000円、あわせて2000円の徴収をお願いしたいということです。
これは我々任意団体(のちにNPO法人とする予定です)としての活動を少しでも応援していただきたい(なんせ、やっぱり足りない資金に予算です…涙、で、一応車両も購入…、と言ってもこれも90%助成金です、、)ということと、次年度にも全国区となりそうな構造改革特区における「福祉輸送」に向けて、サービス提供会員となっていただく(有償移送サービス提供事業者としての指定を受けるため=障害児・者といわれる方々の移動の権利確保を目指しています〜いちおう、なんだか偉そうですが…)ということなどが目的です。
 もちろん支援費制度のみ、訪問介護・看護のみの利用とという方への徴収は求めません。どうぞご理解と、なによりご支援をお願いいたします。

 続いて、10月からの活動の変更点といたしまして、これまで支援費制度をご利用いただけないケース(契約支給量オーバーや緊急時など)での利用料をこれまで「0円」、または「1000円/時間」としていましたが(なんでそんなに格差があるねんってなもんでしょうが、0円とは概ね宿泊など緊急時のことや相談なんかを指しています。1000円のほうは、いわゆるケアサービスの実費単価としていただいていた部分です)、10月以降は時間当たりのケアサービス料を1時間あたり1100円とさせていただきたいことと、宿泊につきましても「0円(無料)」泊まりを22時〜翌朝6時までを5000円とさせていただきたくお願いいたします。

 上記料金は全てスタッフ・ヘルパーさんへの報酬とさせていただくということでご了承をお願いいたします。

 今後、緊急一時保護家庭制度の認可後、またはその後(だいぶんと先だと思いますが…可能かも定かではないですが)の指定短期入所事業者ということとなれば、みなさんの負担も減り(緊急一時保護で一泊3120円/2002年実績、支援費制度では本人負担・扶養者負担額の上限額内となります)利用しやすいサービスとなっていくものと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。そして、相談料はこれまでどおり無料です。

 しかし、ここにも対価は付けたい(けっしてお金儲け…ではない、ということもないですが…、というより、ないとできないこの事業、ということでご理解いただきたいです…ということのみでなく、必要サービス=相談・情報提供をきっちりとしたものとしていきたいと考えています)ところで、また個々人のみなさんへのきめ細かな個別支援の取り組みも周辺関係者みなさんと共同で行っていきたいと考えています。

 そんな意味を込めての「情報提供・相談・個別支援計画」に月に一度(週に一度ならなお嬉しい)の「訪問看護」のご利用もおすすめいたします(一応訪問看護もやっています。摂食、呼吸介助などなど障害児・者といわれる方への看護と情報提供・相談が瓜…、でなくってウリ=売りです)。

 ご利用の相談はしぇあーど看護師軍団まで(一応、発行人もそのひとり・鈍看護師=鈍感とも言う…ここ、一応だじゃれですので、ここはあまり深く読まないでくださいね)ご連絡ください。

 その他いろいろ変更ごとを含めて近く『パンフレット』なんかもきっちりとご用意いたしますのでよろしくお願いいたします。

 ということで、いろんなお願いばかりとなりました記念すべき通信第一号でした。

 NPO地域生活を考えよーかいでは西宮市でも高齢者介護を中心に活動を行っています。またそちらの活動等も今後お知らせできればと思いますのとともに、利用者さんの思いやしえあーどスタッフの心意気などなども記事にしてみなさんにお届けしたいと考えています。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
できる限り情報の伝達をきっちりと行っていきたいと考えています。基本は手渡しとしていきたいとところですが、携帯電話アドレス又はパソコンアドレスをお持ちの方はri-kuni@ezweb.ne.jp 又は、kangaeyo@nike.eonet.ne.jp までご送信いただけましたらありがたいです。

 こうのいけスペースでは、お米や野菜などの食料や不用品(ぼろきれなどなど)などの差し入れ歓迎しています。泡の出る飲みもの(コーラではない)なんかはなおさらです(ここは冗談です)。


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