地域生活を考えよーかい

フリースペース【バックホーム】と【こうのいけスペース】

しぇあめーる 第56号

発行日:2008年9月10日(水)
作成者:NPO法人地域生活を考えよーかい
有限会社しぇあーど
李 国本 修慈


 しぇあーど及び考えよーかい関係者みなさま、いかがお過ごしでしょうか?。
 暑い夏もようやく過ぎ去ろうとしていますが、まだまだ日中は残暑が厳しかったり、局地的な豪雨があったりと体調管理や周辺環境にも充分注意が必要のようです。
 夏休み期間中、多くの利用者からの依頼にお応えできなかったこと、様々な調整依頼をさせていただいたこ等をお詫びするとともに、ご協力いただきありがとうございます。
 秋を迎え、障害福祉の分野では、各自治体単位や国単位での動きも活発となっています。
 私どもの伊丹市を見ると、障害者計画の策定等も理想に沿ったカタチで議論されているのですが、こと「重症心身障害」といわれる方々の視点からすると、「地域移行(=地域で暮らす)」という言葉自体が全く存在しないような実態が見られます。
 多くの方のイメージとしてあるのかも知れない「重度障害者」といわれる方々の支援の在り方は、決して「入所施設」のみではなく、これまでどおりの「地域で暮らす」ということを実現できる体制(こそ)を創ってきたのですが、そんな体制を推進していく機能が無い我が街ということでは、あまりにも淋し過ぎると感じ得ずにはいられません。
 障害の有無や程度に関わらず、全ての方が、「望む暮らしを実現できる街」へと、多くの方々の思いや声を挙げ続けてほしい(いきたい)と思います。
 足らずだらけですが、今後とも宜しくお願いいたします。



報告(お知らせ)

☆ 今後のお出かけ企画

お詫び

 毎年、伊丹養護学校のみなさまと合同で開催していましたバーベキュー大会ですが、今年度から「子どもくらぶ」の運営制度の変更等もあり、開催することができなくなりました。来年以降の開催もできない状況です。

 楽しみにして頂いていた方には本当に申し訳ありません。しぇあーど単独でのイベント等も考えましたが、準備不足もあり10月のイベント(お出かけ)は中止となります。
 来年はイベントもしくはお出かけを考えています。振り返れば、予想以上の人が訪れてくれたり、しぇあーどのホームページを見て、他市から参加してくれた方がいらしたり、親御様同士の交流の場になったり、頼りないしぇあーどのスタッフを見て、頑張って焼肉を焼いてくれた優しいお父さんがいたり、ビンゴで大盛り上がりと…楽しいことばかりのイベントでした。
 お出かけやイベントの担当としては残念ですが、改めてお詫びさせて頂きます。
 尚、11月の懇親会につきましては、予定通り開催いたしますので、多くの方々の参加をお待ちしています。

お出かけ・イベント担当 松原・姥谷



☆ 川西養護学校のみなさんがいらっしゃいました

 去る8月26日(火)に、川西養護学校の児童・生徒、保護者、教職員のみなさん11名が、しぇあーど・こうのいけスペースに見学にいらっしゃいました。
 様々な意見・情報交換をしながら、午前中を過ごしました。
 みなさん、利用できる社会資源を増やしたいという思いを抱かれていました。



☆ 新・ぷりぱ建設オープンセレモニー

日時: 9月21日(日)11時〜15時

場所:

尼崎市南武庫之荘11丁目29の30 尼宝線名神高架南へ少し

 尼崎市で、これまで「ヴィ・リール生活支援センター」さんとともに、地域生活支援活動の先駆的な役割を担ってきました「地域共生スペースぷりぱ」が、新たな拠点を新設し、今後の更なる飛躍に向かいます。お時間ある方は、ご参加下さい。

問い合わせ:ぷりぱ06-6433-3256



☆ いんふぉめーしょん

国の情勢などの情報です。
必要な方はご連絡ください。プリントアウトいたします。

☆ 厚生労働省 平成21年度当初予算の概算要求
☆ 第37回社会保障審議会障害者部会資料(平成20年8月20日開催)     



☆ スタッフ・ボランティア募集

 こんな生活支援活動に興味のある方、やる気のある方なら、年齢・性別・国籍などなど何も問いません。よろしくお願いいたします。



☆ ホンマちょこっと!パソコン講座

このコーナーでは、メールやインターネットをする上で、「ちょこっとだけどかなり使えるマメ知識」なんていうのうを紹介したいと思います。担当はなると企画:岡本さんです。


今回は・・・お土産サイト「ご当地目玉おやじを探せ!」

ご当地キャラというのをご存知でしょうか?
駅のキオスクや、高速道路のサービスエリア、もしくは観光地のお土産ショップにてご当地キティちゃんやご当地ディズニーキャラクターなど最近では多くのキャラクターで販売しています。そんな中でも「ゲゲゲの鬼太郎」の目玉おやじも全国各地ご当地キャラになってるんですって!

■Yahoo!で「あっくすおりがみ」と検索!

  1. Yahoo!検索窓で「ご当地目玉おやじ」と検索して下さい。検索結果のページ、一番上に出たホームページが目的のサイトです。


「ご当地目玉おやじを探せ!」:

■メモ■
奈良では鹿のかぶりもので[鹿おやじ]、京都では保津川を下っていたり、舞妓になっていたりと、かなりのキモかわいいです。
そんな大阪では、当然のごとくたこ焼きに・・・。目玉のおやじ、なかなか良い味出してます♪




☆ おすすめ講座・研修・集会・おしらせなど

☆ SPSN関西 第8回研究会 (後援: 障害学研究会関西部会)

告知ホームページ: SPSN関西::
日時: 平成20年9月13日(土) 14:00〜17:30

場所:

関西学院大学大阪梅田キャンパス(茶屋町アプローズタワー)1002教室(10階)


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交通: 阪急梅田駅 茶屋町口改札口より 北へ徒歩5分。
テーマ: 障害者権利条約の意義と日本の課題
報告者: 川島聡(東京大学大学院経済学研究科特任研究員)
参加費: 500円


☆ 医療的ケアと自立を考えるシンポジウム
  〜輝くいのち、誰もが「普通」に生きられるように〜

告知ホームページ: 医療的ケアと自立を考えるシンポジウム::
日時: 平成20年9月27日(土)10:30〜15:00(展示・講習会10:00〜17:00)

場所:

ビッグ・アイ国際障害者交流センター


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☆ オススメの本

 過去にお知らせした本など含め、こうのいけスペースに関係書籍若干ありますので、お借しすることも可能です。ご希望の方はどーぞ。。

書名:自閉症の社会学―もう一つのコミュニケーション論
    【販売ホームページ
著者:竹中均
出版社:世界思想社教学社
発行:2008年8月
価格:2,415円

書名:ケアが街にやってきた―医療的ケアガイドブック
    【販売ホームページ
編著:江川文誠・山田章弘・加藤洋子
定価:2940円(本体価格 2800円)
「医療的ケア」について、お馴染みのみなさんの執筆です。
 少々(お値段)高いですが、価値在る一冊かと思います。



こうのいけスペース2008年10月のお休みは

1日(水)、31日(金) です
その他調整をお願いする日時がありますので、よろしくお願いいたします。

 こうのいけスペースの閉店日でも、「どうしても」という依頼にはできるだけお応えしようと考えていますが、スタッフの休日調整などもあり、ご利用の調整をお願いいたします。



☆ 情報取得及び共有をすめために…
多くの方が情報を知らされずにいることを実感します。そんなんで、パソコンや携帯電話等でインターネット通信が可能な方は、国本アドレスkangaeyo@nike.eonet.ne.jp まで一度ご連絡(送信)いただければ、できる限りの旬の情報をお届けいたします。


編集後記

 あっという間に秋となって、9月と言えば、色んな思いがあるのですが、尼崎市の「地域共生スペースぷりぱ」を立ち上げたのが、8年前の2000年9月。そして「ぷりぱ」は「新・ぷりぱ」としてカタチを変えていきます。しぇあーども新たな拠点づくりを考えねばならないのかも知れません。「地域生活支援」という活動も、少ないながら、点から線へと広がり、更に拡散・点在させられるようにと。がんばっていきたいと思います。

本文終了




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