地域生活を考えよーかい

フリースペース【バックホーム】と【こうのいけスペース】

しぇあめーる 第83号

発行日:2010年12月10日(金)
作成者:NPO法人地域生活を考えよーかい
有限会社しぇあーど
李 国本 修慈


しぇあーど及び考えよーかい関係者みなさま、いかがお過ごしでしょうか?。
今年もやっぱり年の瀬が来ました。今年はほんとに変な気候で、暑い暑いと思っていたら突然冬のような寒さになったり、ここのところは12月の気温とは思えないような暖かさです。その分、体調の維持・管理は大変で、体調を崩す方も少なくありませんが、明るく新年を迎えられますようにと願っています。



報告(お知らせ・お願い)

☆ 今年も1年間ありがとうございました。と本当に申し訳在りません。

 2010年も残すところあと数日となりました。今年も利用者及び関係者みなさまのおかげで年の瀬を迎えられそうです。今年は新拠点への移転という節目の年ではありましたが、そのことよりも、むしろまだまだスピード感の足らない活動展開を実感するところです。
 また、多くの依頼にもお応えできないことや、あらゆる面で、ご迷惑をお掛けしているみなさま勝方へ、この場をお借りしてお詫び致します。本当に申し訳在りません。



☆ 懇親会へのご参加ありがとうございました

 11月14日(日)、こうのいけスペースにおきまして、今年度の懇親会を行なわせていただきました。
 毎度お馴染みのエイトポジションアンサンブルさんに加え、今年は伊丹市の誇るピアニスト鈴木凛太郎さんにも演奏いただき、とても楽しいひとときを過ごすことができました。
 多くのみなさんにお越しいただき、本当にありがとうございました。
 参加いただいたみなさんの人数も多くなり、次年度は場所も考えなければと思っています。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。



☆ いんふぉめーしょん

国の情勢などの情報です。
必要な方はご連絡ください。プリントアウトいたします。

☆ 第7回今後の介護人材養成の在り方に関する検討会資料(平成22年11月29日開催)
☆ 第9回障がい者制度改革推進会議総合福祉部会資料(平成22年11月19日開催)
☆ 第5回介護職員によるたん吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会資料(平成22年11月17日開催)
☆ 障がい者制度改革推進会議
☆ 障がい者制度改革推進会議 総合福祉部会



☆ おすすめ講座・研修・集会・おしらせなど

☆ NHKハートフォーラム 統合失調症を知る〜症状・治療・回復〜

開催日時: 2011年1月16日(日)13:00〜15:30(開場は12:30〜)
場所: 神戸国際会議場メインホール
参加費: 無料
告知ページ: フォーラム「統合失調症を知る」(神戸) | NHK厚生文化事業団

☆ 医療的ケア実施者養成研修

開催日時: 12月18日(土)13:30〜16:30
場所: しぇあホール(こうのいけスペース2F)

1月の医療的ケア実施者養成研修はお休みです。宜しくお願いいたします。



☆ オススメの本・ブログなど

 過去にお知らせした本など含め、こうのいけスペースに関係書籍若干ありますので、お借しすることも可能です。ご希望の方はどーぞ。。

書名:
Sプランニング ブックレット14
命と存在を支え合う -相楽福祉会の理念と実践

    【紹介ホームページ

著者:廣瀬明彦
価格:1,260円
A5 154ページ

サイト名:ウォッチング障がい者制度改革推進会議



こうのいけスペース2011年1月のお休みは

1日(土) 2日(日) 3日(月) 19日(水) 31日(月)です。
その他調整をお願いする日時がありますので、よろしくお願いいたします。

 その他調整をお願いする日時がありますので、よろしくお願いいたします。
 こうのいけスペースの閉店日でも、「どうしても」という依頼にはできるだけお応えしようと考えていますが、スタッフの休日調整などもあり、ご利用の調整をお願いいたします。



☆ 情報取得及び共有をすめために…
多くの方が情報を知らされずにいることを実感します。そんなんで、パソコンや携帯電話等でインターネット通信が可能な方は、国本アドレスkunimoto@kangae-yo.com まで一度ご連絡(送信)いただければ、できる限りの旬の情報をお届けいたします。



編集後記

 毎年のことですが、今年も年の暮れ、一年を振り返るといろんな事がありました。中でもやはり、新たな拠点が完成したことは大きな点で、今、3ヶ月と少しを経過した中、様々な効果を感じさせていただいています。効果には、もちろんプラス面もあるのですが、むしろ見えていなかった点だとか、まだまだ足りない部分を多く気付かせてもらえる機会ともなりました。
 冒頭にも記させていただきましたが、今(これまでも、ですが)、この国では、「制度改革」だとか「医療的ケア」についての在り方等が議論され、なにがしらかのカタチとして整えようとしていますが、なかなかその議論の行方に救われない(救われ難かった)方々と関わらせていただいた中で、そのような議論への意思も明確にしつつ、それらに左右(右往左往)されずに、これまで以上に、目の前の「人」への関わりを大切にしつつ、そんな個別実践の実体化こそを諦めずに続けていければと思っています。
 只、それには気力・体力(あるいは財力)が必要で、その意味では、昨年に引き続き、今年も行なわせていただいた「誰もが暮らせる地域づくりフォーラム」での学びや、何より、日々関わらせていただくみなさんとの関係が、まさに「力」となっているものだと実感します。
その意味では、上のフォーラムでのテーマでもありました「全ての人の価値」こそが、今の日本の社会(貧困だとか能力・生産主義だとかの)にとって必要な確認事項であると思います。
 とは言いながら、私ども法人のスタッフ等が、より長く(深く)関わらせていただく中で、そういった価値観を磨き上げるよりも、目の前のご本人さんを「慣れ」による客体化に陥れている実態があるのも事実です。
 来年は、そういったことを大いに省みつつ、真の本人主体から、間違いなく共に在る価値を明確に示しつつ、相互主体として共に暮らして(生きて)いけるカタチ(せめてもの思想こそは)を実体化していきたいと思います。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

S.kuni

本文終了




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