地域生活を考えよーかい

放課後活動を考える

千葉放課後連ニュース 2003/4/24号

掲載日:2003年4月24日
作成:NPO法人あかとんぼ福祉会理事長
千葉放課後連事務局長 松浦俊弥
(千葉県立四街道養護学校教諭)


4月29日(火)午前10時より、東京は新宿で、東京・埼玉・千葉の放課後連関係者に よる3都県連絡会議が開かれます。
 2月に東京で行われた反省と全国組織立ち上げに向けてが議題になります。千葉放課後 連からは園山会長と松浦で参加します。終わり次第すぐにまたニュースで報告します。

 紆余曲折しましたが、NPO法人あかとんぼ福祉会が佐倉市内に小規模福祉作業所を開設 します。京成佐倉駅から徒歩18分の住宅街に3LDKの民家を借り、市、県の補助金4 30万円を当てにした新規開設です。
 市の担当者は6月補正予算で組み、7月には出せるだろう、とのことですが確実に決ま ったわけではないので少し心配です。でもまあ、なんとかなるでしょう。

 佐倉市からも「新しいタイプの作業所にして欲しい」といわれましたので、例えば支援費でデイサービスが週に3日、と言われた方が、残るウイークディ2日間に働いてもらうこともオーケーだし、事業所に就労していても週に2,3日しか仕事がない、という方が来てもオーケーにしています。

 そういう柔軟な使い方ですので、定員は5名ですが、1日に来る人数が5名以下であれば、利用登録は何名になってもいいかな、と思ってます。先行きに不安は残りますが、職員も張り切っていますのでがんばりたいと思います。5月10日(土)にj開所式を行います。

 あかとんぼの話題ばかりで恐縮ですが、最近、いろいろな立場の方の訪問が相次いでいます。

 例えば5月末にはNPOを対象とした金融機関を立ち上げたい、とする障害のあるお子さんをお持ちの親御さんが来る予定です。すでにNPO法人が作る金融機関は日本に何軒かあるのですが、NPO職員の共済制度を作り、ついでにNPO向けに低利の融資制度を設けられるような金融機関を考えているようです。実現すれば素晴らしい話です。
 昨日は近隣養護学校の「父親の会」の方が見えられ、将来は小規模法人の作業所を作りたいがまずはNPOにしたいので相談に載って欲しい、という方がお出でになりました。

 圧巻は、なんと4月30日(水)、植草学園短期大学教授の中坪先生が見学に来られることです。障害児教育に詳しい方はご存知でしょうか、元県立市川養護の校長先生で、千葉の障害児教育をリードしていた方です。中坪先生他、植草学園短大の先生方が、どうも千葉市に障害児放課後クラブをつくろう、という計画があるようで、その参考にされるそうです。
 何を隠そう、私自身は昔、千葉が主流とする生活中心主義教育の反主流派であっただけに、中坪先生のご訪問は一種の脅威なのですが、先生ご自身は「以前より千葉の障害児放課後クラブに興味関心があった」とおっしゃっておられるそうで、不安ながらもお出でを楽しみにしている今日この頃です。

 柏市で障害児放課後クラブをされている「めろんぱん」さんの関係者の方が今回、個人会員として千葉放課後連に加盟されました。これからも一緒にがんばりましょうね。ではまた!


この文書に対する、感想、意見、各種問い合わせ

【地域生活を考えよーかい】
トップページへ戻る