第18回 全国重症心身障害児(者)を守る会
四国ブロック研修会の開催について
今年、四国ブロック研修会が当県で開催されることを大変有難く感謝申し上げます。
さて、7月には、香川県高松市において全国大会が多くの方のご来場を頂き、盛大に開催されました。四国ブロックの会員一人一人が力をあわせ、各地の方々を温かくお迎えし喜んで頂いたことを大変嬉しく思っています。
更に、この9月には、日本では嬉しいお知らせがありました。それは、7年後のオリンピックの開催地が東京に決定されことです。前回の東京オリンピックが開催されたのは昭和39年で、奇しくも、全国重症心身障害児(者)を守る会が創立された年でもあり、来年、守る会は創立50周年を迎えます。
重症心身障害児者や守る会にとって、この半世紀は決して平坦な道ではなかったことは既に皆様ご承知のことと思いますが、守る会の理念に基づく運動に多くの方々や様々な立場の方々の共感と支えがあったからこそ、今日の重症心身障害施策が積み上げられてきたのだと思います。
そこで、この研修会のテーマを「重症心身障害の黎明期から未来を語る」として、島田療育センターはちおうじ 所長 小沢浩先生より、守る会ができる以前の草分け的存在で、北浦雅子会長が指導を受けてきた小林提樹先生にまつわるお話しを聞くとともに、シンポジウムでは新たな未来を考える機会としたいと考えています。また、二日目には、毎年、ご講演を頂いている社会福祉法人旭川荘 理事長 末光茂先生から、今回も重症児施策のこれまでの流れと親の立場での運動の重要性についてお話を頂きます。
なお、今回は愛媛県の東予の地で、初めて四国ブロック研修会を開催します。その理由として、東予地域には、重症心身障害児者を対象とした支援事業等が極めて少なく、地域で暮らす重症児者とその家族は、支援の拡充を強く望んでおり、愛媛県内では最も重要な喫緊の課題となっています。この機会を通じ、関係する地域の皆様には、是非、重症心身障害の人たちの存在を知って頂くとともに、これまで以上に理解を深めて頂きたいと思っています。
つきましては、四国ブロックの会員の皆様には勝手を申し上げ恐縮ですが、この研修会を大いに盛り上げて頂き、この東予の地から、愛媛県内はもとより、四国全域に重症心身障害児者への理解が深まり、心の輪が広まるよう願いを込め発信いたしたいと思いますので、一人でも多くの方にご参加を賜りますようお待ちしております。
平成25年9月吉日
愛媛県重症心身障害児(者)を守る会
会長 岩井 正一
第18回 全国重症心身障害児(者)を守る
四国ブロック研修会 開催要綱
1.大会のご案内
日時: | 平成25年11月23日(土)〜 24日(日) |
場所: | ホテルアジュール汐の丸 〒799-1525 今治市湯ノ浦30番地 |
大会次第 (予定): | ※ 都合により一部変更する場合もありますので予めご了承ください。 【第1日目】11月23日(土) 12:00 〜12:50 受付 12:50〜13:00 オリエンテーション 13:00 〜13:50 式典行事 14:00 〜17:00 シンポジウム テーマ「重症心身障害の黎明期から未来を語る」 基調講演 「愛することからはじめよう」 講師: 島田療育センターはちおうじ 所長 小沢浩氏 =ディスカッション= パネリスト : 四国の黎明期を知る会員(四国ブロックより) 若手会員研修者2名(愛媛支部) 高木 正三(全国守る会副会長) 助言者:小沢 浩 先生 進行:(検討中) 18:30 〜20:30 懇親会 【第2日目】11月24日(日) 8:30〜19:00 受付 9:00〜10:30 記念講演 社会福祉法人旭川荘 理事長 末光茂 先生 10:30 〜 12:00 中央情勢報告等・閉会 |
名鉄観光サービスが、申込や支払い等の取りまとめを行いますので、別添の案内に従いお手続きをお願いします。(※ 愛媛支部に送らないようにお願いします。)
3.問合せ
大会内容: 愛媛県重症心身障害児(者)を守る会 岩井まで 090-8975-7127
mail: jch.s.iwai@lilac.ocn.ne.jp 携帯mail: jch.s.iwai@docomo.ne.jp
宿泊・申込: 名鉄観光サービス 089-921-5131(別添案内参照)
関 係
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