地域生活を考えよーかい

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横浜〜川崎〜水道橋〜習志野〜戸塚〜柏への出張旅行記
その1

掲載日:2002年5月22日
文責:地域共生スペース・ぷりぱ
李 国本 修慈


横浜編

 そんなんで、年に1度の出張旅行の一人旅〜で、行ってきました、子供や事業所にはひんしゅくでしたが・・・、生きてるうちに年に1回くらいは一人旅もしちゃおうっとかで・・・、せやけんど仕事がらみっちゅうのんも変ヤなぁ・・・とも思いながら、なら、楽しいというか、気楽な方と遊ぼう!!というか、目的はビール呑もうということで、はじまりです。

 まんずは子供二人を学校に送り出し、みゆちゃん(3才)を保育所へ送迎、その足で、必死をこいて市バスへと乗車、やっぱり旅行計画をたてる間もなかったけど、考えると行きたいところ、会いたい方はいーっぱいで、とにかく時間は有効にと、急ぎました。

 で、新幹線で新横浜に・・・、車中の様子は省略・・・、けっこう色々おもしろいこともあったんですが、。

 して、横浜・明歩の代表というか、ひとりでやってるからそのまんまの事業主というか、事業者で、僕もとっても大好きなIさんと落ち合いました。新横浜はスゲーっ、なんちゅうてもワールドカップの決勝がある!!と思ってる僕とは裏腹に、Iさん曰く「もーたまったもんじゃないっですょー」と・・・。理由はこうです・・・、よーするに決勝含め3試合行われるゲーム時はとんでもなく大混乱(混雑)間違いなく、商売上がったり・・・というか、いわゆるその時になにかしらのサポートの必要な方も、それを受けられんってなことになっちゃう・・・と、。

 まぁ、それ以外にもいろいろあると・・・、そこは省略。でも、サッカー好きなんで楽しみです。

 で、まじめに報告というかカンソーです。まず、横浜市はなんと三百何十万人もの方々が暮らしてらっしゃる大都市で、いわゆる政令指定都市ということ。で、その市立リハビリセンターにつれていっていただきました。その敷地内というか、連動した大地下駐車場の上には横浜のスタジアム(サッカーの決勝戦の舞台となる)やらいろいろ(老健施設など)ありました。その中には厚生相談所や、その他各種(変な言い方)障害者の方への、いわゆる障害窓口がいろいろありました。そして、「在宅援護協会(でよかったかな、在援協とかってみなさん言っていた)」というところがありまして、横浜ではこの協会さんの力というか影響力が素晴らしいということでした。僕は初めて聞く名前をなかなか覚えられなかったのですが、どこへ行っても(横浜市内)「ざいえんきょー」という言葉が聞かれ、僕は当初「なんとか教」の宗教かなぁとかと思っちゃいました(一応ジョークとして受け取ってくらはいね)。

 して、在援協のコーディネイターさんも広範囲に活躍なさってたいるとのことで、やっぱ、ソーシャルワーク屋さんの重要性っちゅーんですか、そんなんを感じましたっ、改めて。プラス、横浜には「大型活動ホーム(で、よかったかしら)」というのを地域の拠点として作り、そこを軸に生活支援を展開していこうという感じのよーでした。ということで、けっこう立派なハード志向かなぁとか思ってると、時もとの方も「横浜はハコモノばっかりでねぇ」ってなことも耳にしました。

 そして続いて、おもしろいところというか、僕ら(事業者として)が利用できそーなところということで、障害者研修保養センター「あゆみ荘」というところへお邪魔させてもらいました。けっこう古そうな建物で、聞くと十八年前にオープンということでしたが、中を案内頂くと、いろいろ改装されてて、いわゆるバリアフリー化しているところがたくさん見受けられました。また、その利用料もべらぼー(と言ってもいいと思う)に安くって、例えば4時間くらいのステイにお風呂つきで500円(これ、間違ってたらアカンので、これ見て行こうと思ったりした方は確かめてね)とかで、おふろ場もでかいし、施設内も広広で体育館なんかもあって、こんなん近くにあったらええなぁーと羨ましかったです。で、ここの運営が、これまた「ざいえんきょー」さんということで、僕なんかもこの日1日何回も「ざいえんきょー」と唱えるのでした。その日は市内の養護学校さんが団体で宿泊にやってきてはりました。ちなみに市立の「重度」とかっていわれちゃう方々の通う学校を「ミニ4校」と呼ぶそうです。

 つづいて横浜療育園へお邪魔しました。なかなか僕なんぞはいわゆる「重心施設」を見学する機会もなくって貴重な体験でした。

 で、「横療」さん、オープンしてから10年ちょいくらいだそうです。ふたつつの棟に分かれて活動されてました。僕がお邪魔した時が午後3時30分くらいで、兆度入浴日だったということで、みなさんお風呂上りということでした。と、ここで、いろいろメモッたのんが見当たらず、で、ええかげんですが、介護比率も高かった(僕が知り得る某施設と比べると)です、。お風呂は週3回。あと、やっぱり入所のみなさんの高齢化ということと、いわゆる医療的行為を要する方々の増加・・・ということなどが課題ということを担当の方はおっしゃってました。と、緊急時、いわゆるショートステイ枠が他にない・・・ということで、これは切実な問題のよーです。ここらはどこも同じのよーです。そんなことからいかに在宅の方々のサービスを充実させるかが課題とおっしゃってまして、明歩のIさんが施設を出入りすることで、なんちゅいますか、とってもいい施設と事業者の関係があるなぁーと僕はそこが最も気に入りました。

 して、転じて地域サービス課の通所部門を見学させていただくと、いわゆるA型の通園事業で、1日定員18名、で、スタッフ7人で対応されているということでした。こりゃ大変だっと思いましたよん。で、ここでも(も・と言うのはここいら=阪神間のB型通所事業所もという意味)週に通園日数は平均2日程度だということでした。その理由は身体的リスクや他作業所との併用ということもあるそうですが、うーん、といったところでした。

 なにぶんメモったモノがどっかへいっちゃったんでえーかげんですが、あと、送迎も完璧にはまかなわれていないということ、。けっこう僕なんかは気になる「送迎」なんですが、おかーちゃんらは一生子供の送迎から開放されへんのかなぁーとかって、いつも思ってしまいます。

 そんなところで、横浜編はこれっくらいでごんす。

 ひとつ、気になったのは「療育等支援事業」があんまり機能してなかったということ。と、その加減か、相談窓口は多彩であるということ。で、その辺の相談窓口同士のネットワークはどんなもんなんかしらと感じました。横浜ボラセンターさん発行のガイドブックには、いろんな事業者さんが記載されていたりと、情報の共有化を推し進めている姿勢は充分に感じられました。と、たくさんの団体さんがあって、それぞれ多彩な活動に研究なども活発だなぁと感じました。モロモロ資料頂いてます。ご覧希望の方はご連絡くらはい。


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