川崎編
5月17日夜、続いて川崎市へ・・・。ここはけっこう僕も興味のある土地で、いわゆる「ホームヘルプ（ここでいうホームヘルプは知的障害者・障害児のという意味）が、都市部で動いているという印象から・・・。
で、川崎は160万都市？ということで神奈川県では横浜と共に政令指定都市ということだそーです。
して、ガイドのIさんからも「ぜひ！」とオススメのあった【NPO療育ネットワーク川崎・サポートグループ：ロンド】さんにお邪魔しました。
そこは駅前からちょこっとはいった場所で、交通の便はもとより、その広さ！！〜2階をデイサービスに利用、しかも地域への開放スペースとしての利用も行い、多様な利用と交流を進めたいということで、すげーっと思いました。ほんとにスゴイ！！でも、こういったことをNPOが・・・というか、思いのある方達がやっちゃう、できちゃう時代（なんやじーちゃん風やなぁ）が来たんやなぁーと実感しました。
して、緊張（実は僕、強度・・・自分での尺度なんでえーかげん・・・の対人恐怖みたいなんがありまして、初対面とかの方にはとってもきんちょーしてしますう）する僕なんぞをまったく、とっても温かくお迎え下さった代表のTさん、。まぁ、ステキな方で、なんちゅうか、一緒にお話するだけで、なんや落ち着くと言うか、しっとりまろやかいい気分・・・になるような方でした。千葉編でも出てくる（でていらっしゃる）事業所などで活躍のみなさんも、なにかしら人を寄せ付けるというより包み込むような雰囲気をお持ちの方々で、やっぱしそーゆーところに人は集まるんやなぁと思いました。
で、まずは、そのスペースの広さと活用についてお話しました。数十人は入るスペースで、オープン時も多数の方がいらっしゃった・・・と。それと、ここをデイサービスとの名目で預かり、活動をされていると。後には障害児・者デイ・サービスも制度利用としてやっていけるんじゃないかと期待を持ってお話ししました。
尼崎にも似たような（広さという点で）スペースを有する重心といわれる方々のスペース（小規模作業所）があるのですが、小規模作業所として、＋基準該当デイサービス事業所というのんもトライすべきかとお話ししたりしてます。市がどれだけ話せるか？？でしょうか？また、それ以上に指定事業所としての「デイサービス事業所」となることも充分に可能だと考えます。このあたりの情報などがまだうまく整理されてないようです、どこいらも、。でもこのへんとっても大事だと思います、空き教室に空き店舗、公民館等利用によるデイサービス・・・、これも夏以降の単価によってきっちり具体化させていくべきかなと事業者的には考えます。個人的にはこんな、せっせと制度を追っかけるのはやめたいんですが・・・、これ、内緒です。
で、なんと、【ロンド】さん、月に1000時間〜1500時間のヘルパー派遣を行っている！！ということで、たまげました、。ここいらでは全くといっていいほどホームヘルプなんて動いてないのに・・・と。で、川崎市では週に21時間まで利用できるということでした。派遣時間の変更などもかなり融通の効く運用だとのことでした。うーん、すごいっと言いながらいろいろ教えていただくと川崎市はそれぞれの区に対して、法人の有無をとわず（まぁ、ガイドラインなんかによると委託事業者に決して法人格を求めてはいませんが）、あるわあるわで、僕はここに驚きました。まぁ、高齢者ヘルパーの事業所も多いのですが、なんせたくさんある！！というのは大事ですげーと思いました。
して、なんでこんなんなのっな話題になって、Iさん曰く「川崎は施設を作らずに居宅支援に力をいれる」というような姿勢のようで、相対して横浜は、「ハコモノをつくる」というスタンスのような（このへんはあくまでもくにもとの推測です、誤解なきよーに）感じでした。
で、個人的に勝手なことを言ってみると、両市を足して割ったらちょーどええのになぁーとかの印象でした。
と、言うのはやっぱり、Tさんも指摘の「重度」とかっていわれる方のフォロー・・・例えばO2（酸素）利用の方へのホームヘルプの限界、っちゅーか、その対応策・・・やっぱりここでもでてくる「医療的」な行為のヘルパーの関与の程度など・・・は課題のようです。
まぁ、そんなこんなで、その後は美味しいビールを呑ませていただき感謝でした、。
と、ホームヘルプ事業、事業者を育てる制度でもあるんやと改めて実感るロンドさんでは、ヘルパーさんにけっこうな額（決して高額とは思いませんが）の賃金をお支払になってます。ここもとっても大事なところかと感じました。
関連資料（川崎市要綱などなど）ありますので、ご用命はくにもとまで。川崎へ行く際にはオススメの事業所になによりお人です。オチマイ。