今日のセミナーの報告です。
「障害者スポーツのこれからとパラリンピック」
- 講師:横浜の写真家
- 主に、パラリンピックの写真のスライドを見ながら、説明を聞きました。
- 歴史;
- 日本でパラリンピックが広まったのは、長野あたりからですが、東京オリンピックの頃から、はじまったそうです。
- 種目;
- 車椅子マラソン、水泳、スキー、スケート、車椅子バスケ、車椅子テニス、シッティングバレー、ボッチャなどなど、ほんとにいろいろあるそうです。また、どんどん、新しい種目がでてきています。(車椅子や、用品の開発など)
- 報道;
- 長野パラリンピックあたりから、報道され始めるまでは、あまり報道されてませんでした。講師の写真家が、パラリンピックの水泳の取材をしている時、横にいた報道のディレクターが、「これを放送していいのか。」と、報道規制したそうです。アスリートとしてではなく、見せ物のように障害者スポーツを差別的にみたり、理解されていない部分があるとのことです。
- <水泳>
- 障害の程度を点数化して、細かく分けているそうです。
- <陸上>
- 視覚障害の方は伴走者と走りますが、伴走は前に出たら失格になるし、遅くても、メダルを狙えない、ずっと選手と一緒なので、性格などもあり、みつけるのが大変だそうです。
- 車椅子マラソンは、自転車ほどのスピードが出るそうです。毎年、標準記録などは、速くなり、レベルが上がっているそうです。グローブは自分の手に合い、スピードの出るものを、手作りします。摩擦などで、長く使うと、擦り切れていました。
- 大分で大規模な、車椅子マラソンの大会があります。
- 車椅子マラソンは、自転車ほどのスピードが出るそうです。毎年、標準記録などは、速くなり、レベルが上がっているそうです。グローブは自分の手に合い、スピードの出るものを、手作りします。摩擦などで、長く使うと、擦り切れていました。
- <テニス>
- 車椅子テニスは、一般の大会にも出ることができます。(現実には難しい) 通常、1バウンドを、ハンディとして、2バウンドまでokです。
- <ボッチャ>
- ボールを目標に近づけ、点数で競う競技らしいです。重症心身障害の方なども参加されるそうです。ボールを口や、体でころがしたり、視覚障害の方は、音で、目標を判断したりするそうです。
- 支援;
- パラリンピックはオリンピックのように、選手を支える支援が十分ではなく、プロでやっていくのは、厳しい現状だそうです。
- 強い選手になると、車椅子や、スポーツ用品などの会社のバックアップはあるそうです。
- タイなどは、メダルをとると一生暮らせる報奨金が出るそうです。
- 強い選手になると、車椅子や、スポーツ用品などの会社のバックアップはあるそうです。
- その他;
- バリアフリーなど、ヨーロッパに比べると、人の意識が違う。ヨーロッパにも段差はあるけど、みな助け合い、声をかけやすい。日本は、段差さえなくせばいいというような雰囲気があるようなかんじが、あり、街中で頼みにくいような雰囲気がある。
- ヨーロッパのバリアフリー展は、ダンスやパフォーマンスなどがあり、誰でも楽しめる雰囲気だそうです。また、車椅子や福祉機器も、いろんなデザインがあり、見ていて飽きないものだったそうです。
- 日本の福祉機器展は、オムツや杖など、小さなものでしたが、ここ数年、大きくなり、どんどんいろんな機器が開発されているそうです。
- 今回の講義はスライド中心だったので、文章だけでは、つまらないかもしれませんが、簡単にまとめました。
- パラリンピックはテレビであまりしないので、水泳、マラソン、スキーなどメジャーなスポーツしか、見たことがなかったんですが、いろんなスポーツや選手を見れて、おもしろい講義でした。
- ヨーロッパのバリアフリー展は、ダンスやパフォーマンスなどがあり、誰でも楽しめる雰囲気だそうです。また、車椅子や福祉機器も、いろんなデザインがあり、見ていて飽きないものだったそうです。