地域生活を考えよーかい

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「西宮市における支援費制度の実施についての提言」について(お願い)

掲載日:2003年2月3日
作成:西宮のしょうがい福祉をすすめるネットワーク
世話人会代表 上田 晴男


2003年1月23日

西宮市長 山田 知 様
西宮のしょうがい福祉をすすめるネットワーク
世話人会代表 上田 晴男

「西宮市における支援費制度の実施
についての提言」について(お願い)

 時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 市長様はじめ西宮市職員の皆様には、日頃より西宮の障害福祉の向上にご尽力いただき
感謝しております。

 私たち「西宮のしょうがい福祉をすすめるネットワーク」は、2000年(平成12)年度に策定された「西宮障害福祉推進計画」の経過の中で生まれました。昨年4月に改めて組織化を行っております。当事者や家族、事業者、学校、関係団体、学識経験者等の多様な人々が多数参加しており、西宮の障害福祉の推進をめざして、情報や意見の交換を行ってきました。

 2003年度からの支援費制度実施にあたっては、西宮市が「障害新制度準備室」を立ち上げられ、体制作りを進められていることに協働し、どんなに障害の重い人も市民として尊重され、誰もが地域で暮らせるための仕組みや体制が確立されることを願い、西宮市のノーマライゼーションの構築に向けて取り組みをすすめてきました。また、昨年7月には「西宮市における支援費制度の実施についての提言2002.6.18」を市に報告したところです。

 ところが、支援費制度への移行を目前にした今、国において来年度から障害者支援事業等を一般財源化、ホームヘルプサービスの国庫補助金に関わる上限設定を検討との情報が伝わっています。これは、これまでの福祉改革の方向に逆行するものであり、誠実に支援費制度をすすめてきた西宮市にとっても認めがたいものであると考えます。

 こういった状況を受け、私たちは、去る1月21日(火)の「すすめるネット」定例会において、再度、「提言」をまとめましたのでご報告すると共に、今後も西宮市の障害福祉の施策や方針が維持、発展するよう協働して取り組むことをお願いしたいと思います。

 なお、提言の趣旨等についてご説明させていただく機会をいただきますよう(あるいは「すすめるネット」例会等にご参加いただく機会を含めて)合わせてお願い申し上げます。

〈西宮のしょうがい福祉をすすめるネットワーク 連絡先〉
〒662-0913 西宮市染殿町8-17
西宮市総合福祉センター青葉園内
   事務局世話人 清水明彦
TEL:0798-35-0013
FAX:0798-35-4781

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