今年度から始まった障害者利用契約(支援費)制度において、ホームヘルパーの活用を考えた際に、身体的リスクのある方、または医療的ケアが必要な方にとって利用が困難であるということを実感しているところです。
また、平時のホームヘルプはもとより、身体不調時及び緊急時(主たる介護者である家人の介護力低下時)の際にも機能できるホームヘルプ体制が必要であるを痛感しているところです。
現在、当人へのホームヘルプサービスを提供している中で、今後予測される体調不良時等における支援体制に加え、平時の体調管理、障害者ケアマネジメント手法を活かした相談及びプランニングが必要であると考えています。
当人及び家人は、体調不良時においてもできるだけ自宅での療養生活を望んでおられ、その支援体制構築の役割の一端を訪問看護でも担うべきであるかと考えています。
特に、制度化されずに開始となった支援費制度における「ケアマネジメント」の必要性は言うまでもなく、医療的な支援が必要な利用者における訪問看護の活用が必須であると考えます。
当人のトータルプラン作成における医師の協力・指導・指示は欠かせないもので、ぜひともご指導及び、ご協力をお願いいたしたいところです。
付)
- 訪問看護利用における自己負担額の問題
- 定期的なサービス調整会議の開催
- 緊急時の支援体制ネットワーク創り