地域生活を考えよーかい

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M21「在宅医療を推進するために」〜摂食・嚥下障害を中心に

作成日:2003年11月3日
掲載日:2003年11月4日
レポート作成者:久保 雅子


  1. 刀根山病院 野崎園子Dr 神経内科医長
    • 刀根山HP 150床 結核・神経内科での取り組み  問診→ベットサイド評価→VF・EEG
    • 在宅医療-摂食・嚥下障害
      人口呼吸器 @大きな声を出す  廃用性防止  吻合力up
      介護      A舌のマッサージ…筋肉を柔らかくする目的
                   アイスマッサージ 「安全で栄養が足りる」
    • 間接訓練(前節食段階のアプローチ…上記@A)
    • 直接訓練(節食段階のアプローチ)…姿勢・食事形態4種類
      @ ゼリー食Aつぶし食Bブレンダー食Cスライス・カット食
    • 栄養障害…肺炎  呼吸不全と嚥下障害は深い関係がある
             径管→口…長期にわたりチューブを入れていると
                     食道逆流現象や誤嚥性肺炎を
                     起こしやすい
                →鼻…同様
                →胃ろう
             口腔
             間欠的経口
      <吸引>
      口から15cmくらい
      (口から引くと期間にチューブがはいる心配はない)
      食道の入り口まで吸引する→口腔ケアでなく
                        「咽頭ケア」をするということ
      在宅呼吸管理 HMV 呼吸理学療法 
                SpO2<90%なら在宅在宅呼吸器使用

  2. 村内歯科医院 村内光一Dr
                    〜在宅にどの程度の知識が必要か?〜
                    (改善・治癒ではなく維持)
    • 食事(食物)を取り込むのに
      まず
      @認知(口をあける大きさ)するということを意識するということ
      A口唇と舌の動き…
        口唇を閉じて→舌を歯の上顎の裏にあて→嚥下誘発部位へ
      B 飲み込む 呼吸は止めている
    • その患者のどこが悪いか-
      @よくこぼす
        →口唇に麻痺 取り込みが下手→口唇に問題がある?
      A なかなか飲み込まない
        →のみこみやすいゼリーやペースト食でも
        →舌を中心とした飲みこみが下手!?。ごっくんしない。
          舌の横への動きが悪い。ほっぺた(筋肉)の動きが悪い。
      B ごっくんしない
        →舌の前後の動きが悪い

     上口唇が動かないと口唇から空気が漏れる。閉じないと食物がこぼれる。しっかり口唇を閉じる。上口唇が開いたままでも歯を閉じて舌の動きで飲み込む<口唇の動き、舌の動きの両方の麻痺の人が多く舌を前後に出す。上口唇の動きが弱い逆な嚥下の方法をしている→CPの方によくみられる。

     肺炎の患者が呼吸が苦しい→エアウェイの姿勢(しっかり呼吸するにはいいが食事は無理)後頚部筋肉のが緊張していると、より食事姿勢は不利。食べる姿勢を作る

    嚥下誘発
    →ごっくんの動きを促すごっくんの「ご」という時の筋肉の動きの理解
    呼吸は0.6秒止めている
    下手な人は1秒呼吸停止

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