在宅での医療的ケアの実際
今回は、今週、私自身が訪れた在宅で暮らしていらっしゃるみなさんの生活の中で、「医療的行為」といわれるケアについて、ビデオ及び写真に収めさせていただいたものをご覧になっていただき、その実際を確認するのとともに、「医療的なケア」についての様々な課題なども感じ取れていただければと思います。
介護・支援というと、いわゆるADL(日常生活動作)の援助ということが言えるのかと思いますが、人が生きていく上で最低限必要である「呼吸」や「食事」等において、ハンディをお持ちになる方には、少し特殊な手法がいるということがあり、それを「医療行為」とするのか、「生活援助行為」と捉えるのか、といったことなどを考えていっていただければありがたいと思っています。
- 気管切開…部位・カニューレ・人工鼻・気道・感染・清潔・喀痰・声門閉鎖・湿潤
- 径管栄養…径鼻・胃ろう・流動食・注入・カテーテル・注射器・食道・聴診器・イリゲーター・クレンメ
- 臥位→褥創(とこずれ)・ガーゼ交換・消毒
- 筋緊張→痙攣・てんかん
- 吸引…気管内→清潔・消毒液・手技・吸引機・カテーテル
- 吸入機…超音波ネブライザー・薬液・気管支拡張
- バルーンカテーテル…膀胱内留置カテーテル・膀胱・尿
- 酸素療法…酸素吸入器・流量・加湿・酸素
- 座薬…解熱剤・鎮静剤・緩下剤
- 人工呼吸器…別紙資料あり
- 医療的ケアの必要な方の外出…現在の体制下の中で
- コミュニケーション