西宮市総合福祉センター
李 国本 修慈
かめのすけみなさん、こんばんは。
研修会ということで、当初、清田さんから連絡をいただいた際、「発作について」ということだったので、「??」、「なんの発作やろ?」、「通風発作?(私は若干尿酸値高い…)」と思ったりしたのですが、そこは、やっぱり「てんかん発作」ということでした。
して、「てんかん発作」と言っても、やっぱり難しいというか、奥が深い…。
なんちゅうても、「脳」なんてモノ、複雑怪奇というか、なんとも巧妙かつ不思議なモノ。
おそらく、知れば(お勉強すれば、知るほど、その不思議さというか、特異さというか、は、実感できるのではないかと思います。
ただ、そんなこんなを勉強するなんてのは、おもしろくない(かも知れない、私はおもしろいのですが…)でしょうが、けっこう、いやいや、かんなり大切なコト=脳を考えるコト。
おおよそ、未だに全てがわかっていない(わかる訳も無い、むしろ、わからないからこそ、おもしろい)「脳」について、ちょろっと考える機会となればと思います。
で、何が大切か?。
「てんかん」や「脳」のしくみを知ったところで、何も全てではなくって、みなさん(と、言うか、我々…)が、知る(もしくは知ろうとする⇒知りきれるものではない)べきものは、相対する「人(本人さん)」ということで、「脳」のしくみなんかを少しばかし知って、目の前にいる「人」の、わかりにくい部分、わかりたい部分、寄り添いたい思いの、少しばかしの「力」となれば、これ幸いかと思います。
なんのこっちゃですが、「てんかん」を起こす(と言っても、大抵の場合、自ら起こすというのではなく、起きちゃう)彼らの内面をイメージできるかしら?。
例えば、「自閉症」などと言われちゃう方の行動や内面をどうイメージできるかしら?。
陽の光が眩しすぎたり、小鳥のさえずりが耳の奥で大音響となったり、風や雨が痛かったり…。
そんなこんなも、全て(…!!この言い方はよくないですが、おおよそ、たぶん、ほとんどを)「脳」(神経系)が司っているということ。
そんなことを少しでもお勉強しながら、如何に「イメージ」する力を身につけれるのか?が大切なことだと思います。
人に相対する際、特に(と言うか…)支援者なんちゅうみなさん、限りなく、目の前の方に寄り添える支援は目指しているように思います。
いろんなことをお勉強する中で、だけど「解り切る」ものでなく、「解りえないもの」ながら、「限りなく解ろうとする」…そんな気持ちが大切なんじゃあ、あ〜りませんか?と思ってまして、少しでも参考になればと思います。
資料:かめのすけ研修資料