地域生活を考えよーかい


こどもたちをまもろーかい8月度定例会の報告

作成日:2002年8月12日
掲載日:2002年8月12日
作成者:李国本修慈

今回はなんの準備もできず、とりあえずはたわいのない話からということで、いたみまちづくり会議という団体さん(一応僕もメンバーです・・・参加できてませんが)が作成したPTAについての資料本を話題にしてみました。いろいろ思うところはありまして、せんだって伊丹のフォーラム(家庭教育推進・・・?でしたっけ、ちゃらんぽらんの方がいらっしゃってた)の中での対談の中で「男性だから・・・」といったようなお話内容なんかがあって、なんだか硬い感じのある・・・といった印象であつたということ(参加した方のお話)でで、なかなか男女間・社会観の中でのジェンダー意識ってのはまだまだなのかしら・・・と思ったりしたところです。

つづいて資料冊子の中からPTAについての同感できる問題として、PTA役員の決め方・・・というのがあり、その選考方法もおよそ民主的でないなぁといった意見がありました。そもそも役員なんてのは嫌々(という表現でいいか・・・な)やっているといった感もあり、執行部の選出法については他薦でしかもそれが多数の意見でもない(多数がいいという意味ではない)というところも見直しが必要ではないか!といった意見もありました。また、「いっそのこと、PTAをなくしてみてはどうたろうか?」といった意見もありました。とすると如何に困るのであろうか?・・・、そこから主体性のある活動としてのPTAができるのでは??といった話しであったが、個人的に、もしPTAがなかったら誰が困るんだろうと自問してみると、けっこう誰も困らんかったり・・・と思えたりしました。「もしPTAがなかったら」・・・むっちゃ困ること、あるのでしょーか??、また、その回答なんかを持ち合わせの方がいらっしゃいましたらお知らせください。

まぁ、なければ、例えば「旗持ち」なんかは誰が順番やら調整するんかなーとか、考えるのですが、それも必要なら(間違いなく)どないかしてせんならんこと・・・ということになると思うので、やっぱり主体性は大切か・・・。

となると、その主体性を発揮できるシステムがなければならないのではないかと話しは及び、例えば現状のPTA活動はまさしく会員のための活動とは言い難く、役員の活動と言っても間違いなかろうといえると思います。であれば、まずは、情報の共有はもとより、誰もが参加しやすい時間帯での会議や活動があってしかるべきではないかといった思いがあります。例えば、あるおかあさんからうかがった話しであるが、毎金曜日の運営委員会に参加するのはとても大変!!、というのがあって、ここいらも修正のしどころではないでしょうか?

また、活動自体も無駄を省く、前年度の踏襲活動は問題であるといった意見もでました。

そして、「まもろーかい」の目的は、緩やかな縛りのないネットワークはそのまんまなんですが、ここで、多様にあるであろう親の意見・思いの議論をすることによって、自らの考えを述べる、他者の発言を聞く、会話を作るといった練習をする場でもあってほしいとの意見がありました。

なかなか多くのおかーちゃん(おとーちゃんもだ)らは、うまく議論(お話し合い)をするのが苦手のようで(もちろんそーでない方もたくさんいらっしゃる)論点がずれたりははいいにしても、強調性がないのに主体性もない(これはおかーちゃんが・・・といういみではなくって、多くの大人(子供もか??))といった発言がありました。

なかなか自ら考えることが苦手、他者(多数派?)にあわせちゃうのか・・・といったことも指摘されました。

また、話題はぐるぐる回って、そもそもPTAなんてのはボランティアであって、そのボランティアの意味をかんがえた時のひとつとして「自発性」というのがあるのですが、そのへんを発揮できる、発揮したいと思えるようなカタチは作れないかといった意見がありました。で、やっぱり破壊的な考えながら、一度無くしてみるのがいいのでは?といった意見へと振り帰ったりしました。

ということで、その他学校での花火の問題、放課後での学校開放について、など報告がなされました。

と、助成金が取れなかったこと(選考が抽選であったということでした・・・涙)も報告いたしました。

そんなんで次回は9月6日の金曜日です。みなさんお誘いあわせの上、おこしください。


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