地域生活を考えよーかい


こどもたちをまもろーかい2月度定例会の報告

作成日:2003年2月7日
掲載日:2003年2月16日
作成者:李国本修慈

ということで、2月7日(金)夜8時から中野東センターにて行われました。

今回も特にテーマは定めず・・・、ということで話題になったのは、いわゆる登校拒否という言葉。
で、実際にある(もしくはあった)ケースなどを例に出してみました。
その中から感じた事は、たいていの子ども達は、行きたくないという事実があっても、行こうと思って頑張るんだろうなぁということ。

変な言い方ですが、「行きたくないから行かない・・・、んでなくって、行きたくない理由があるから行きたくない」っなこと・・・かな?、と、、解りにくい・・・。

そこでの頑張りにはやっぱり個人差もあったりなんかして、それ以前に、いろんなことに関しての感じ方にも差はあって・・・、そんな極当たり前の事を感じました。

そんな中、我々大人(親)は何ができるのかな?ってなことを考えてみるのですが、例えば僕自身の例ですと、まぁ無理やり学校へ行かすなんてことはないのですが、だからといって、行かずに安心できる場所も確保はできてない。ましてや小学校低学年の子どもを家に一人置いて仕事には行けないですし・・・。

で、実際問題、僕なんかは「明後日はお父さんが一緒に休んであげるから、今日は頑張って・・・」なんてことを言って場つなぎに苦心したのを思い出します。

で、その行きたくなくなる(学校に)理由もいろいろいあるようですが、そのひとつとして「先生が恐い」というのが実際にあったりして、これにはけっこう驚きました(驚いてるようではあきませんな)、です。

で、なかなかやっぱり低学年では、そんなことに対して「反抗」もできないんですね、多くは。

で、ここでもやっぱり親の役割なんてのは、なんなのか?ってなことを考えるのですが、その前に僕自身の事を考えると、やっぱりあまりにも学校の事、子どもの事に関わりがなさすぎると実感です。

せめて、子どものしんどい気持ちくらいは敏感に(鈍感でも感じれる位置にはいたいところです)察したいところですね。

と、そんな教師に毎日接するこどもたちはどうなんでしょうか?

教師の立場に立って考えたりもするのですが、やっぱりなんとかできないものか?と考えるところです。
教室という密室は、なんだかとっても怖いところにも思えます。

僕自身、医療や施設(福祉施設)などの現場での閉鎖的空間(的・・・ではなくって、そのものなんですが、多くは・・・、決してそうでないナイスなモノもあります、自己フォロー)が一因であると思われるとんでもない事実を嫌なほど見てきて、そういったところへの監視・・・というか、そういった場所の開放ってところにもっと力を注がなければならないと感じます(感じるだけ・・・ばっかですが)。

「開かれた学校」ということがいわれる学校ですが、まだまだ近くて遠い場所でもあるようです。

だけど、高学年になると、けっこう自らの意見とか言うのを訴えようとしてあれこれと対策をたてることができるようにもなっていく・・・(単なる反抗期という声もあるにはあるが)というような事もあるようで、そのあたりには感心というか、「う〜ん、成長したもんだ」とうなりました。

つづいて、「いじめ」についての話題となったのですが、僕らのこどもたちが通う小学校では、際立った(変な言い方)いじめとがあるという話しはないということで、なんとなく安心・・・、と言うか、いやいや、実は親は知らんだけ・・・やったりと思えたり、です。

こんな話題になる時、むしろいじめられる子どもはもとよりなんですが、いじめる子どもの心理なんかをより深く考えてしまうところです。なんだかぜんぜんほんとにわかってないこどもたちの日々の暮らしです。

そこから話題はそれて、知的障害児と言われる子ども達が当然当小学校にも在籍しており、その子との関わりなどからいろんなことを考える(思う)こどもたちのことなどが話されたのですが、なかなかやっぱり知的障害とかいう言葉の意味(やっぱりわかりにくいですね)や、けっこうな誤解(自閉症といわれる方の攻撃性だとか、精神障害者といわれる方の犯罪率が高いだとか=これ真っ赤なウソですから、念の為・・・)があるようでした。

なかなかそこいらあたりの事を大人が知らず・・・(これ、マジで多い・・・すぎる・・・)で、かんなり間違った情報と言うか、知識を子どもに伝えちゃってることも、やっぱりあるようです。

そんなんで、やっぱり、自身が体験したことのないこと、や、経験し得ないであろう(と言っても100%そうだとは決して言えなくって、です)ことをいかに想像するか、できるか?ってなことが、子ども達には、いやいや大人達にも(こそ)大切なんじゃろう!!ということで、お時間となりお開きとしました。

そんなんで、けっこう盛りあがるお話し内容ではありました。

して、感想は、イヤな大人に自分はなってるんちゃうかしら??と思ったりしました。

その前に、つまらん大人にはなりたくなかったなぁ・・・と子供の頃を思いだしながら、ウチのこどもくんたちも、そんな目でおやじのことを見てるのかも知れないなぁ・・・と。

なんのこっちゃの感想でごんした。


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