地域生活を考えよーかい


 市内小学校での事件についての報告

作成日:2003年12月19日
掲載日:2003年12月23日
作成者:李国本修慈


くにもとです。
本日の報告です。
夜分にすいません。

報道によると10時40分頃事件発生(各紙夕刊でも取り上げていますので詳細は省略します)。
学校長からの連絡は11時47分(国本携帯への着信履歴による)。
国本から第一報として11時56分にメールアドレスを知るみなさんへ下校時の同伴をお願いする。
校長報告と伝達内容は11時47分発信のメール内容です。
更に副会長に12時13分、連絡網で、協力可能な方へ上記同様の依頼を要請する。連絡網発信開始。
12時20分頃学校へ国本が行く。既にPTA会員二名がいらっしゃる。
校長から報告を受ける。PTA執行部は13時の召集ということで、PTAへの学校説明は13時にお願いする。
12時30分から職員召集し会議。
13時前、校長からPTA役員及び会員に報告あり。
事件の概要と学校の対策として14時前に一斉下校とすることを伝えられる。
連絡網の内容と違う学校側の対処となり、再度、副会長から連絡網を利用し一斉下校となったこと(時間も含め)を伝える。連絡網第二便発信開始。
14時までに多くの保護者が集まる。約100名ほどはいらっしゃったように思われる。
順次地区ごとに教職員及び保護者と帰宅する。
再度、PTA委員及び会員、民生児童委員さんとで校長、教頭と会議を行う。
更に、その後、PTA役員及び会員、民生児童委員さんとで会議を続ける。
結果、週明けの月曜から各地区で登校時のポイント立ち(各箇所での見守り)を行うことを各地区長に依頼することとする。
また、今後の対策として、学校内での防犯に対するマニュアルの実効性を高める訓練等の実施を強く要請する。
結果、20時36分現在、各地区の人員不足でポイント(特定しているわけではない)立ちができない箇所があり、スポーツセンター内には民生児童委員さん二名が協力していただけることとなるが、瑞原地区は役員のみでは対応できず、対処法を考慮中。
桜台小学校では学校内外共にパニック状態で連絡網も機能しなかったという情報が入っています。

以下、私見。
まず、学校はじめ我々の危機意識が乏しいと感じられました→非常時の対応がスムーズでない・・・正確で素早い連絡ができなかったことがいえます。
更に、この事件に対する学校(長)の危機感と保護者の危機感に温度差を感じました。
ひとつは、当初一斉下校ではなく、通常授業後に帰宅させるということであったが、12時30分の会議後に一斉下校に変更したというところからそれを感じ取りました。
更に、その事態(犯人は確保されていない)に、校長に対して異議を唱えなかった私自身も大いに反省すべきところであると実感しています。
下校後には様々な意見が聞かれましたが、教職員と保護者の危機感に温度差があるという意見が多かったように思います。
あと、いろんな思いはありますが、とりあえず、本日のことの流れと我々のすべきこと、できることを考えてみたいと思います。
夕刻、校長会が召集され、今回の件について指示などが出されるものと思います。
加えて、学校に残るカタチとなった児童クラブのこどもたちのことがおきざりにされていたようにも感じました。
一斉下校の後、児童クラブの職員さんと対応を確認し、結果、ほへとんどの保護者が迎えに来れるということとなりました。

やっぱり、危機意識の維持と危機時の対応の精度をあげること、そして何より的確な情報を伝えるネットワーク作りが必要であると痛感しました。
このメールも少数の方にしか配信されていません。
転送していただき、多くの方に考えていただきたいことと、瞬時の正確な情報共有を今後図れればと思います。
またいろんなご意見があればお願いします。
以上です。

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