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 桜台小学校での事件後の鴻池小学校PTAの対応

作成日:2004年1月18日
掲載日:2004年1月19日
作成者:李国本修慈


 事件後、保護者への第一報として連絡が入ったのが、学校長からPTA会長への電話連絡で、その時刻が11時47分でした。

 会長からPTA執行部及び会員(電子メールアドレス交換者のみ)への第一報が11時56分に電子メールで連絡を行いました。内容は以下のとおりです。

≪さきほど学校から連絡がありました。本日桜台小学校に棒を持った男が侵入、児童が負傷を負ったということです。犯人が捕まっていないということです。とりあえず、こどもたちの下校時間に合わせて国本も学校→自宅への同行を行います。可能な方は同様にお願いできればありがたいです。時間帯は1、2年生の下校時刻が13時30分〜14時、3年生以上が14時30分〜15時ということです。上記時間帯でご協力いただける方、よろしくお願いいたします。また情報ありましたらご連絡いたします。転送していただいてOKです。≫

続いて報道機関による情報などが入ってきたことなどから、12時過ぎに学年(学級)連絡網にて、上記電子メールの内容を流し、執行部役員には13時の召集をかけました。

12時20分には事件を知った保護者が学校にいらっしゃり、学校長から緊急の職員会議の報告を受け、13時に学校長からの報告・説明をお願いすることとしました。

13時前に学校長からPTA執行部及び集まった会員に報告がありました。

その際に当初の連絡(上記にあるように通常下校の予定)から変更があり、14時前に一斉集団下校とすることが伝えられました。

よって、再度変更の連絡網を13時過ぎから流すこととなりました。

結果、14時までに多くの保護者(約150名)が来校し学校からの説明を受け、順次、子供たちと帰宅することとなりました。

児童の下校後、校長、教頭、PTA役員及び会員、補導委員さんで会議を行いました。

その結果、対策として週明けの月曜からの3日間各地区で登下校時のポイント立ち(各箇所での見守り)を行うことを決定しました。

二学期終業までの児童の登下校には、警察、市教委をはじめ、PTA会員(教職員も含む)、補導委員さんなど多くの方の見守りがなされました。
12月24日には、臨時運営委員会を開催し、3学期の取り組みとして、@.各地区ごとの毎日の立ち当番の実施、A.自転車への「パトロール中」プレートの作成と装着(協力者の)、B.可能な保護者によるできる限りの登下校の付き添いの協力依頼を挙げました。

今年1月16日の役員会、運営委員会で上記対策の実施が確認されています。
また、保護者による主体的な活動の推進を目的に、「学校活動支援ボランティアグループ」の創設、学校との連携として「実情に合わせた危機管理マニュアル」の作成協力、危機時に対する「防犯訓練」の実施、緊急時の連絡をスムースに図るための「インターネット(電子メール等)による情報伝達システム」の創設等を進めていく予定です。


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