地域生活を考えよーかい

フリースペース【バックホーム】と【こうのいけスペース】

しぇあめーる 第31号

NPO法人地域生活を考えよーかい・有限会社しぇあーど通信31号

発行日:2006年8月10日(木)
作成者:NPO法人地域生活を考えよーかい
有限会社しぇあーど
李 国本 修慈


 しぇあーど及び考えよーかい関係者みなさまいかがお過ごしでしょうか?。
 今年の梅雨は長く、全国各地での災害により、被災されたみなさんには心からお見舞い申し上げます。
 そして、暑い夏は極当たり前にやってきて、季節の移り変わりに時間の速さを感じまくりの毎月です。
さて、なんだかんだといいつつ、何がどーだかわからないまま、みなさんの暮らしに関わる制度が大きく変わろうとしています。
 そんな法律に翻弄されて悔しいので、毎回お伝えしていますが、何がどうあれ、変わらない支援をといった思いは持ち続け、今あるコトやモノに向かっていこうと改めて思う(思いたい)この頃です。
そういった意味でも「協働・共感・共生」なんて言葉の意味が大切かなと思います。
 今月もどうぞ宜しくお願いいたします。



報告(お知らせ)

☆障害者自立支援法に係わる対応について

 せんだっての全国主管課長会議(6月26日開催)以降、ほとんど大きな動きは無く、市への問い合わせにも「未だ不明」ということで、いよいよ8月も半ばを向かえ、そして9月と、正に秒読み段階に入っていますが、今月(8月)24日(木)に行われます全国主管課長会議以降にばたばたとした制度調整が行われていくといったカタチになるかと思います。
 何はともあれ(何があろうと)、今と変わらぬ支援を続けていくということは当然ですが、その際には各自治体の姿勢・方向性も重要なものとなってきます。
 これまでにもお伝えしたとおりの「活動」についての支援の在り方。多くは移動支援(外出介護)において行われていたそれをどういったカタチで継続していくのか?。
また、一時預かりや自立生活に向けた取り組み(日中一時支援事業=現在の日帰り短期入所及び障害児タイムケア事業)等も多くは「地域生活支援事業」によって行われる=それによって大きく左右されるとも言えます。
 そして、その中のキーワードのひとつは「地域自立支援協議会」(これも地域生活支援事業、財源は交付税)でもあり、そういった意味からも各自治体=地域での支援体制基盤の充実が強く求められているものであると思います。
 そして、私自身がとっても危惧する、この法律で言われる「重度障害児・者を対象としたサービスの創設」なんですが、「どんなにしょうがいが重くてもアクティビティに活動する」ことを目指すとすれば、そのカタチは脆弱であるとしか言えないと感じています(そもそもそういった活動形というのが認識されていない?、と言うか、再三言われる全体=全国のサービス量/格差の底上げであり、支援の密度の充実ではないと言われそうですが…)。
 しかし、現実に、そういった方への支援は限りなく続けていくことが必要ですし、それが極当たり前に行えるように、維持・継続、そして発展へと向けた取り組み=運動の必要性も充分に考えさせていただけるこの頃です。
 以下に、今回10月からの変化及び、「重度障害者等包括支援」についての考察を記しています。

 もう来月の今頃には、体系の変わった中での生活プランを立てておかねばならないといった状況です。
 ホントにさし迫った中ですが、しっかりと自らの生活プランの組み立てを考えていけるように、できる限りの情報をお届けしますので、ご相談などお申し付け下さい。


☆「お出かけ担当からのお知らせ」

☆9月のお出かけは「神戸海洋博物館(カワサキワールド)」です!☆

 9月のお出かけは神戸海洋博物館です。
 船の展示物や新しくオープンしたカワサキワールドでの展示物を見て触って遊びましょう。近くには大きな客船が泊まっていたり、震災メモリアルパークやポートタワーも一緒に楽しみましょう!!(他の乗り物を利用される場合はお小遣いを持参下さい)。

日時: 2006年 9月24日(日曜日)
募集人数: 10名(応募多数の場合は抽選とさせて頂きます)
参加費: 2000円
持ち物: 身障手帳か療育手帳

 是非、皆様の応募お待ちしています。参加希望の方はお出かけ担当松原・姥谷までか利用予定表に「参加」と記入お願い致します。年内のお出かけ企画は今月で最後になります。よろしくお願いいたします。


☆「7月お出かけ報告」

 7月23日に、みんなでフルーツフラワーパークにお出かけしてきました。
 今回は朝から小雨。天気予報を見ても80%の確率で雨。。。「なんとかなるだろう・・・」と行き先変更もしませんでした。
 曇り空の中、出発しましたがまたもや私が高速の降り口を間違えてしまいました。みなさん本当に申し訳ありませんでした(これからお出かけの日のドライバーはやめようかなぁと思っています)。
到着した際には雨も降っておらず、みなさん遊園地の方へ急ぎ、ジェットコースターや観覧車に乗って遊びました。
 お昼ご飯は今回のメインイベントのバーベーキュー!。今回は奮発して「黒毛和牛セット」にしました。本当に美味しく「みんなこんなに食べれるやん!」と言わんばかりに綺麗に食べられ、スタッフも驚いておりました。
 午後からは天気予報通りに雨が降ってきましたが、よしもとのお笑いライブやおみやげを買ったりソフトクリームを食べたりと、たくさん楽しむ事ができ今回も無事に帰ってくることができました。

 8月はお出かけはありません。9月は「神戸海洋博物館・カワサキワールド」を予定しております。皆様のご応募お待ちしております。

松原


第4回鴻池夏祭りに出店しました

 7月22日(土)、23日(日)「16:30~21:30」に、鴻池小学校で行なわれた夏祭りに初めて出店しました。先ずは、出店に至る動機は「しぇあーど、NPO法人地域生活を考えよーかい」を、もっと地域の方々に知っていただこうという事と、「自分達も楽しみたい(井ノ上、姥谷)」ということでした。
 とりあえず、勢いだけで出店したので、案の定いきなりのハプニング、コンロの火が着かず、メインのフランクフルトが「焼けへん!」とアンパンマン井ノ上が叫びだしました(リース業者にTELし30分後に復旧)。
 その後、フランクフルトは焼くのが間に合わない程の人気で、用意した500本が完売、途中200本を買いに走り、この日は無事終了しました。
 くじびきは、1等が高さ1メートル程のスヌーピーのぬいぐるみに人気が集まり、1回200円なのに何回も引いてくれる女の子達がいて、お小遣いは大丈夫なのか心配になりました。スヌーピーのぬいぐるみは、何度も引いてくれた低学年の女の子がとても嬉しそうな笑顔でもって帰りました。
 2日目は雨でした。人手の予測が付かず、フランクフルトは昨日の残り60本だけにし、くじびきは目玉が無くなったので、光るオモチャを仕入れて販売することにしました。
 しかし、お祭りが始まるとけっこう人が集まりだしフランクフルトは1時間ぐらいで完売、。お祭り終了まで細々とくじびきとオモチャを売っていました。
 今回の出店で少しは「しぇあーど」が地域の方々に認識されたとおもいます(なんせテントに名前書いていたのはしぇあーどだけでした)。
 毎年参加して地域の方々とのふれ合いを楽しみたいと思います。
 また、いろいろな所に出店したいと思っていますので、情報等ありましたらお知らせください。
今回の出店をお手伝いしていただいた方々、お祭りに遊びにきていただいた方々、本当にありがとうございました。

井ノ上、姥谷


☆ いんふぉめーしょん

国の情勢などの情報です。
必要な方はご連絡ください。プリントアウトいたします。

☆ 北海道 障害者自立支援法施行に係る市町村・事業者説明会資料
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/shf/syofuku/setumeikai.htm


☆ おすすめ講座・研修・集会・おしらせなど

☆ 第3回 チャレンジドフォーラムin佐賀
告知ページ

日時:

2006年9月16日(土)〜17日(日)受付9:00〜

会場: 唐津市民会館【地図
滋賀県唐津市西城内6−33
参加費: (資料代含)5,000円
内容: 公開討論会
第3回フォーラムのメインテーマ
「地域でみんなで実現しよう!! がんばらんば宣言。」
「どんなしょうがい・難病であっても、地域で普通に暮らしたい」
 その願いをかなえるために、当事者・地域・保健・福祉医療関係者の行動はどうあるべきか。
 年金・保険・福祉の大変革期を迎え広域市町村圏や県・国で取り組むべきこととは・・?

☆ 障害者自立支援法フォーラム 〜地域生活はどうなる?〜
告知ページ
名称: 医療・教育・福祉をネットワークで支える医療的ケア実践セミナー2006in神戸
テーマ: 「医療的ケアが支える命・暮らし・未来―障害が重くても地域で快適に暮らせるために」

日時:

2006年11月11日(土)10:00〜12日(日)15:30

会場: 神戸・しあわせの村【地図
〒651-1102
兵庫県神戸市北区山田町下谷上字中一里山14-1
主催: 医療的ケアネットワーク近畿(NPO申請準備中)
代表 杉本健郎(第二びわこ学園園長 日本小児神経学会社会活動委員会副委員長・事務局長)
参加費: 8000円
定員: 160人(予定)
申し込みの要領: 医療的ケア実践セミナー2006 in 神戸 参加申込み用紙
☆ 障害者自立支援法フォーラム 〜地域生活はどうなる?〜

日時:

2006年9月2日(土)
 13:00〜16:40
 (13:00〜13:30 会場受付)

場所: 尼崎市立労働福祉会館【地図】2階・小ホール
兵庫県尼崎市東難波町4丁目18-32
参加費: 300円
(プログラム案)
13:30〜13:35 ごあいさつ・・・鑪ヶ崎 恵子 さん(尼かんネット)
13:35〜14:30 尼崎市の地域生活支援事業の今後と予算について
・・橋野 繁 さん(尼崎市障害福祉課長)
14:40〜16:30 パネルディスカッション
〜地域生活支援事業をどうするか?〜
パネリスト: 白井 文 さん(尼崎市長)
森村 太郎 さん(尼崎市議会議員)
杉本 章 さん(芦屋女子短期大学教員)
河原 正明 さん
 (NPO法人播磨地域支援費サービス第三者機構)
コーディネーター: 松岡 孝司 さん(NPO法人アップストリーム)
16:30〜16:40 まとめ・・・大賀 重太郎 さん
(ひょうご地域福祉政策研究会)
開催会場: 尼崎市立労働福祉会館【地図】2階・小ホール
兵庫県尼崎市東難波町4丁目18-32
06-6481-1451
交通のご案内: ・阪神尼崎駅より北へ700m 徒歩約10分
・尼崎市バス 労働福祉会館下車
(JR尼崎、阪急園田からのご利用は総合文化センター下車)
主催: 尼崎の地域生活を考えるネットワーク共催・ひょうご地域福祉政策研究会


☆ スタッフ・ボランティア募集

 しぇあーど・考えよーかいでは、スタッフ募集しています。

 こんな活動に興味のある方、やる気のある方なら、年齢・性別・国籍などなど何も問いません。 
特に、気の利いた(??)看護師さんや、そこらの看護師なんぞよりも、対人サービスに自信があるわ!!などという方、大募集です(施設や病院を飛び出たい方=後悔先にはたちませんが…、ぜひどーぞ、。。。)。そんなんでよろしくお願いいたします。



☆ オススメの本

 過去にお知らせした本など含め、こうのいけスペースに関係書籍若干ありますので、お借しすることも可能です。ご希望の方はどーぞ。。

書名:命の輝く教育を目指して
〜医療的ケアの課題に取り組んで、見えてきたこと〜

 医療と教育研究会が10年間の実践を記念して発刊!!「伝えたいことを伝えている本」「書き残したいことを書き得た本」になりました。医療的ケアと教育・医療・福祉、地域生活の関連。医療的ケアの経過・社会的動向・体制の整備と教育課程との関連等がこの1冊でわかります。教育関係者はもちろん医療・福祉関係者の方にもぜひお読みいただきたい内容です。

編著:飯野順子/医療と教育研究会
判型:A5版 224ページ
定価:1,500円
発売日:2006年6月21日
発行:ジアース教育新社

 医療と教育研究会が10年間の実践を記念して発刊!!「伝えたいことを伝えている本」「書き残したいことを書き得た本」になりました。医療的ケアと教育・医療・福祉、地域生活の関連。医療的ケアの経過・社会的動向・体制の整備と教育課程との関連等がこの1冊でわかります。教育関係者はもちろん医療・福祉関係者の方にもぜひお読みいただきたい内容です。

本の紹介ページ



☆ ホンマちょこっと!パソコン講座

このコーナーでは、メールやインターネットをする上で、「ちょこっとだけどかなり使えるマメ知識」なんていうのうを紹介したいと思います。担当はなると企画:岡本さんです。


今回は・・・超簡単に「お気に入り」を管理する方法です。
★ ドラッグだけで簡単登録 ★

 インターネットエクスプローラの画面の上にあるアドレスバーの「アドレス」欄(「http://www.yahoo.co.jp」などと表示されている部分)の左にあるアイコンを、ツールバーの「お気に入り」ボタンにドラッグするだけです。
 これで、簡単に「お気に入り」欄に登録することが可能です。.

 さらに、左側に表示されている「お気に入り」の上で、右クリックを押し、<新しいフォルダを作成>を選択。すると「お気に入り」欄にフォルダが出来るので、そこに名前を入力します。
 今度はそこへお気に入りを放り込んでいくとさらに「お気に入り」欄が整理されます。
さぁ、これで「お気に入り」を便利に使いこなして少しでも快適に♪
 また整理・分類の仕方で、使われている方の性格がでるかも知れませんね!



☆ 今月のオススメ店

@.健康パンのおクロワッサン【地図
 久々に、美味しいカレーパンを見つけました(というか、教えていただきました)。
 武庫之荘・大井戸公園近くの「クロワッサン」さん。
 カレーパンのみならず、玄米パンやその他色々、オススメです。

ホームページ:健康パンのお店 クロワッサン
電話:06-6437-3531
住所:尼崎市南武庫之荘3-22-25
A.創作居酒屋 傘や【地図
 私どもの地元:鴻池にあります「傘や」さん。けっして傘を売っている訳ではなくって、とっても美味しい料理(創作と言うだけあって、ホントに不思議な美味しい品々です)に、リーズナブルなお値段で、たぶん満足いけると思います(宴会コース料理もあります)。
 多種・多彩な焼酎もたくさんありで、何より生チュー390円で、私は大喜び(で10杯程呑んでしまいますが)です。是非、一緒に行きましょう。

開店17時〜、毎週月曜日定休、伊丹市バス「北センター前」下車南へ少し
電話・FAX:072-778-6500
住所:伊丹市鴻池字出口3-4川田水道ビル1F



こうのいけスペース2006年9月のお休みは

1日(金) 30日(土)
  よろしくお願いします。
 こうのいけスペースの閉店日でも、「どうしても」という依頼にはできるだけお応えしようと考えていますが、スタッフの休日調整などもあり、ご利用の調整をお願いいたします。



☆ 情報取得及び共有をすめために…
多くの方が情報を知らされずにいることを実感します。そんなんで、パソコンや携帯電話等でインターネット通信が可能な方は、国本アドレスkangaeyo@nike.eonet.ne.jp まで一度ご連絡(送信)いただければ、できる限りの旬の情報をお届けいたします。
☆ 地域生活を考えよーかいの年間利用登録料の納入をお願いします
(登録期間は10月〜翌年9月です)


編集後記

 毎年、この時期には、原爆、戦争、命といったことを感じながら、自らの子どもたちにも、少しですが、そんな話題をもって、お話ししたり…。

 先月から今月に、少し時間をかけて、「重症児・者」といわれる方々の暮らし振りや、「命の輝く教育」を目指すみなさんのお話しを伺う機会を得ました。

 重症心身障害児・者といわれる方々を支援させていただく(共に暮らし、活動すること)ことで、私たちは力を得、そして、それを活かした活動が地域を作っていくのではないかと思います。

 そんなことを思いながら、ひるまず進むべく…(S.kuni)




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